国家公務員を退職するか迷ったとき、私が考えたこと
はじめに
病気休暇から休職に入って3ヶ月が経った頃、私は初めて「もう辞めてしまおうか」と思いました。
回復しているような、していないような。復職のことを考えると気持ちが重くなる。この先どうすればいいのか、全然見えない。
そんな状態で、退職という言葉が頭をよぎるようになっていきました。
「辞める」と「続ける」の間で揺れた日々
退職を考えるとき、「辞めたい」という気持ちと「でも…」という気持ちが交互にやってきました。
辞めたい理由
- 復職を考えると体が重くなる
- 職場のことを考えるだけで気持ちが落ちる
- もうあの環境には戻れない気がする
続けたい理由(辞められない理由)
- 安定した収入と公務員という立場を手放したくない
- 退職後の生活が不安
- 「逃げた」と思われそう
こうして書いてみると、「続けたい」のではなく「辞めることが怖い」という気持ちが大きかったのだとわかります。
主治医に「退職を考えている」と話してみた
主治医の診察で、思い切って「退職を考えているんですが」と打ち明けました。
主治医から言われた言葉
返ってきた言葉は意外なものでした。
「今の状態で大きな決断をするのは、あまりおすすめしません。うつ状態のときは、悲観的な方向に判断が傾きやすいから」
確かに、当時の私は何事もネガティブに考えがちでした。
「どうせ回復しない」「どうせ戻れない」という思考が自動的に出てきていた。
主治医のアドバイスは「もう少し回復してから考えよう」でした。
退職を考えるなら、知っておきたいこと
退職を検討する前に確認しておきたいポイントがあります。
① 休職期間はまだ残っているか?
国家公務員の休職は最長3年。まだ期間が残っているなら、焦って決断しなくても大丈夫です。
② 退職後の傷病手当金はどうなる?
在職中から傷病手当金を受けていた場合、退職後も受給を継続できることがあります(退職後の継続給付)。
③ 退職金の計算をしてみる
勤続年数によって退職金額は大きく変わります。人事担当に確認してみましょう。
④ 健康保険はどうなる?
退職後は国民健康保険か、任意継続(最大2年)を選ぶことになります。
私が最終的に退職を選んだ理由
結論から言うと、私は退職を選びました。
決め手は「復職することを想像したとき、まったくポジティブな気持ちが持てなかった」という一点です。
回復してから、冷静に考えた
回復が進んでくると、少しずつ「やりたいこと」が見えてきます。
でも、それが職場への復帰ではなかった。それがわかったとき、ようやく「辞めよう」という決断ができました。
焦って決断しなくてよかったと、今も思っています。
まとめ
- 体調が悪いときの大きな決断は先延ばしにしていい
- 退職を考えるなら、休職期間・傷病手当金・退職金を確認する
- 「辞められない理由」の多くは「辞めることへの恐怖」かもしれない
- 回復してから、冷静に考えることが大切
