国家公務員が病気休暇を取るまでにやったこと|最初の一歩が一番しんどかった
はじめに
「休みたい。でも言えない」
そう思いながら、私はしばらくの間、毎朝ぎりぎりの状態で職場に向かっていました。
国家公務員として働いていた私が病気休暇を取るまでの話、正直に書いておこうと思います。制度の話だけじゃなく、気持ちの部分も含めて。
病気休暇とは?まず制度を整理
国家公務員の病気休暇は、「負傷または疾病のために療養する必要があり、勤務しないことがやむを得ないと認められる場合」 に取得できる特別休暇の一種です(人事院規則)。
ポイントまとめ
- 給与は満額支給(病気休暇の期間中は通常通り給与が出ます)
- 連続90日まで取得可能(結核性疾患は180日)
- 有給休暇とは別枠なので、年次休暇を使わずに済む
- 取得には医師の診断書が必要
「有給休暇と何が違うの?」と思うかもしれませんが、病気休暇は有給休暇を消化せずに取れる制度です。体調が悪いときは有給を温存しておけるのが大きなメリットです。
実際、私はどうやって取ったか
体調が崩れてきたのは、トラブルが続いてから半年ほど経った頃でした。慣れない業務、ひどい職場環境、積み重なる残業。気づいたら朝起きられなくなっていました。
まずメンタルクリニックを受診した
最初にやったのは、かかりつけ医ではなくメンタルクリニックを受診することでした。
「精神科・心療内科に行くのは大げさかな」と思っていたのですが、知り合いのお医者さんに「一度受診してみて」と言われたことがきっかけでした。
受診すると、医師から「しばらく休んだほうがいい」と言われ、診断書を書いてもらいました。
診断書をもらってからの手順
診断書が手に入ったら、次のステップは職場への連絡です。
- 上司に連絡(電話またはメール)
→ 「診断書が出たので、病気休暇を取りたい」と伝えるだけでOK。詳しい病名を説明する義務はありません。 - 人事担当に書類を提出
→ 診断書のコピーと、所定の申請書類を提出します。書類は人事から案内があります。 - 承認が下りたら休暇開始
→ 手続き完了後、正式に病気休暇がスタートします。
私が一番不安だったのは「上司になんて言えばいいか」という部分でした。でも実際は、「診断書が出ました」の一言で話が進みました。詳細を話す必要はないんです。
休むことへの罪悪感について
休みを申請したとき、正直「迷惑をかけてしまう」という気持ちが強かったです。
でも今思えば、休まずに限界を超えて倒れる方が、職場にとっても自分にとっても大変な結果になる。
休むことは権利です
病気休暇は逃げることじゃない。治療のための正当な権利です。
あなたが感じている罪悪感、すごくよくわかります。でも、休むことは正しい選択です。
まとめ
- 病気休暇は給与満額・最長90日の特別休暇
- 医師の診断書があれば取得できる
- 上司への説明は「診断書が出た」だけでOK
- 休むことは権利であり、回復のための一歩
「休んでいいのかな」と迷っているなら、まず医療機関を受診してみてください。診断書一枚が、あなたを守ってくれます。
