私が国家公務員を休職するまで|SOSを出せなかった1年間の話
door-of-life
国家公務員 休職・退職ノート
このブログを始めた理由は、「もし過去の自分がこういう情報を持っていたら」という気持ちからです。
病気休暇、休職、退職。この3つを経験して、今の私がどうなっているか、最後に書いておこうと思います。
休職して1年以上が経った頃、「復職するイメージが持てない」という状態が続いていました。
主治医とも相談しながら、ゆっくり考えて、退職を選びました。
決断のとき、怖かったのは「安定した職を手放すこと」よりも「自分がどうなってしまうか」という漠然とした不安でした。
退職してすぐは、正直、喪失感がありました。
「公務員」という肩書きがなくなった感覚。社会との繋がりが薄くなった気がした。
一方で、復職を意識しなくてよくなったことで、症状はじわじわと楽になっていきました。
退職後も傷病手当金の継続受給をしながら、療養生活を続けました。
金額は給与より少なくなりましたが、「ゼロではない」という安心感がありました。
毎月の申請書類をきちんと提出するのが唯一の「仕事」。それだけでも最初は精一杯でした。
傷病手当金の受給期間が終わりに近づいてくる頃、少しずつ「次どうするか」を考え始めました。
いきなり再就職ではなく、まずは外に出ること、人と話すことから。
図書館に行ったり、近所を散歩したり。小さなことから始めました。
このブログを始めたのは、療養中に「国家公務員の休職体験談」を探しても、リアルな情報がなかなか見つからなかったから。
制度の建前ではなく、実際どうだったか。お金はどうだったか。気持ちはどうだったか。
そういう情報を残しておきたいと思いました。
完璧な回復ではないかもしれない。でも、あのとき休んだことは正解だったと今でも思っています。
このブログが、今つらい場所にいる誰かに届けば、それだけで書いた甲斐があります。